gam係数の因子による変化
■ GAMにおける因子影響
gamにおいても、因子の削除により、他の因子推定係数が影響を受ける.これはgamがglmの拡張であるから当然である.(glmにおける因子の代償性変化は、すでに記事にした.)
また、平滑化係数を変化させると平滑化因子の曲線と線形因子の推定係数とが変化する.
■ 平滑化因子・交互作用項が設定された具体的なモデルではどうなるか.
平滑化因子は、交互作用項を設定したとき、しないときで変化は小さく、目立たないが、因子を削除したとき、しないときでは、回帰曲線が変化してくる.
■ これにより、平滑化因子は、取り入れられた因子との間で調整されているとわかる.
因子を適切に選択するとともに、非線形なパラメータもうまく設定していく必要がある.