morの解析ブログ

解析疫学、リスクにまつわるメモや計算

「推定」のまわりをさぐる.教科書では「解析はMHにより行う、因子が多ければ重回帰を用いる」という風で詳しい例は少ない.独自(のつもり)な思いつきで具体に試行.
 数理を用いるべきアセスメントにも切り込む.

抑制因子を阻害する因子

 
 生起因子、抑制因子はよしとして、抑制因子を阻害する因子をみる.


 さまざまなglm、MHによっていつものデータからサケは強い抑制因子とわかっている.
 一方、ホタテはMHで、でこぼこした値を示した.
 最も強い生起因子 たまご曝露したものについて調べた. 



 左らん、サケありのgでは 全体、比較的発生が抑制されていて、サケは抑制因子の効果をみせる.
 ホタテありなしで分けると、ホタテありgはサケの抑制がみえないが、ホタテなしgでは、より抑制されている.
 右らん、推定からの確率和では観察と似てはいる.
 仮にホタテに少しばかり発生効果があったとしても、なぜ、サケなしホタテなしgは高発生なのか・・
 線形性がみられない.サケの抑制効果を阻害する効果を想定した検討が必要になる.

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