morの解析ブログ

解析疫学、リスクにまつわるメモや計算

「推定」のまわりをさぐる.教科書では「解析はMHにより行う、因子が多ければ重回帰を用いる」という風で詳しい例は少ない.独自(のつもり)な思いつきで具体に試行.
 数理を用いるべきアセスメントにも切り込む.

Rで egを調べる~ 率

・曝露g  ;  eg  をRで作れたので、他の因子を調べる.


■ 生起因子t、抑制因子sが、決まった後、粗な観察で効果が際立っていないとしても捨てきれない因子2つを加えて、4つとしたデータをもとに考える.


 4因子;最大 2の4乗通り を考えることになる.    

     


  tの効果は奇数行のgを偶数行のgと比較して明らか.
  sの効果は奇数列どうしと偶数列どうしの比較で明らか.
  pは、これといった特徴を指摘しえない.


 図示
  plot(egrate[,3])
  text(x=1:17+0.7,y=egrate[,3],rownames(egrate))

   

 
 比較可能なgで、mは sなし3,4列ではー;赤に働き、一方でsがらみの1,2列では+;青に働いてみえる.つまり、sとmが 重なると、sの効果が減弱される、”阻止”効果のみえかた.
 これは、以前 表計算で調べた;過去記事、



・Rで阻止効果を計算、作図する記述ができた.
・オッズについて、同様な配置はよく似るが、Infが増え、plotが減ってしまう.
・モデリング、粗な指標では、mはどちらともつかない因子だったが、egで観察すると、みやすい.
・層化から因果関係を考えるのに役立つ.

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