morの解析ブログ

解析疫学、リスクにまつわるメモや計算

「推定」のまわりをさぐる.教科書では「解析はMHにより行う、因子が多ければ重回帰を用いる」という風で詳しい例は少ない.独自(のつもり)な思いつきで具体に試行.
 数理を用いるべきアセスメントにも切り込む.

ln(odds)のテイラー展開

■ 回帰モデルで事例の全体発症率のnull modelから切片β。が推定される.
 これもまた一つの推定係数であり、
    β。= ln odds
 の関係がある.
  ■ ln(x+1) のテイラー展開から、近似式を出してみた.
 odds= e として


               ln e = -7/3 + 5e - 9/2e^2 + 7/3e^3 - 1/2e^4


    生起率(感染率)30-70% で誤差 -2~+0.39 %である.

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