morの解析ブログ

解析疫学、リスクにまつわるメモや計算

「推定」のまわりをさぐる.教科書では「解析はMHにより行う、因子が多ければ重回帰を用いる」という風で詳しい例は少ない.独自(のつもり)な思いつきで具体に試行.
 数理を用いるべきアセスメントにも切り込む.

ましかもしれない率差

 新たな率差を考えてみた.が、あまり効果がはっきりせず、つまり前記事の単純な計算でいいだろうということ.


ましかもしれない率差
・gの示す発生率差は、適当なgと差をとれば、因子の特徴をみることができるのだった.
   率差; y1/N1-y2/N2
                    * サブg1とサブgの率差
   差率; (y1-y2) / (N1-N2)    ・・  使えない.形式的に分離和をまねたもの.
 そこで、別な率差をつくってみる
    (y1N2-y2N1)/(y1N1+y2N2)
 これを仮に加重率差という.どうなるか・・視覚化
  

             

            粗率差 加重率差



 意味づけは、むつかしいが、あまり悪さはしなさそうだ.

×

非ログインユーザーとして返信する