morの解析ブログ

解析疫学、リスクにまつわるメモや計算

「推定」のまわりをさぐる.教科書では「解析はMHにより行う、因子が多ければ重回帰を用いる」という風で詳しい例は少ない.独自(のつもり)な思いつきで具体に試行.
 数理を用いるべきアセスメントにも切り込む.

2017年7月のブログ記事

  • 双曲幾何と疫学推定(成分表示)

    ・ 双曲線上のある点からk線(クライン円板にみたてた線)に射影されたものの x座標は、双曲線の座標s.uにおけるs座標の長さsで表せば、          また、x座標で表せば、                      これは、 tanh(φ) であるが、パラメータφをtanhの定義から成分で表... 続きをみる

  • 双曲幾何と疫学推定(対応)

    ・ 疫学指標として、発生率、オッズ比、回帰推定係数がある.一方、logistic曲線は、双曲三角関数 tanh(φ)で表せる.ここでそのパラメータφと疫学推定との関係は、明らかにされていないようだ.双曲幾何と、疫学推定による値の数理関係を調べる. ・ s,u座標に双曲線 u=1/2s を描く.この... 続きをみる

  • 野生化した際に防除する体制とは何か?

    ・ヒアリは、亜熱帯、温帯のこの国にも定着し得る、他のアリを駆逐するという性質がある. ・”野生化した”とき、防除する対策とは、拡大を防ぐため、棲息しがたい環境に変える、被害を防ぐためi咬まれた際の対策を準備する、といったものになるだろうか. ・駆除しようとしたら在来のアリもろとも消滅させることにな... 続きをみる