morの解析ブログ

解析疫学、リスクにまつわるメモや計算

「推定」のまわりをさぐる.教科書では「解析はMHにより行う、因子が多ければ重回帰を用いる」という風で詳しい例は少ない.独自(のつもり)な思いつきで具体に試行.
 数理を用いるべきアセスメントにも切り込む.

2022年12月のブログ記事

  •  分割gで抑制阻止もみえた+超幾何関数

    ・因子を調べるため、g化し、因子の特徴を率差でみた.小Nのgがあれば、gを和して計算する方法を考えてみた.超幾何関数で仮説との違いを視覚化できる.  和すg:勝手にgを選んで和すのでなく「ペア*となるもの」という条件をつける.       * 1つの因子について率差を取れるgの組 ・gの選択(分割... 続きをみる

  •  少数グループ発生数をみる+超幾何分布(改

     曝露パターンでg化したgの発生率の振れを考えたい  ID数;Nの小さなgの率を考えるとき、超幾何関数でいじったら何かいえないか ■ 経過  多数の因子からなる事例を因子1対1の層化解析、MH調整で検討し、また多数の因子のまま線形独立とみなした推定から、生起因子、抑制因子の判別ができた.しかし、他... 続きをみる

  •  大きなSE・・線形独立を仮定した因子の推定結果

     線形独立を仮定したモデルの推定で大きなSEを示す因子について追記する ・因子の削減のための篩わけ;多くある因子を削減する.  いったん因子個々が独立したものとしてモデリングし、推定されたリスク値をみると、リスク値の大きさ・方向、広がりSEを得る.  リスク値絶対値が大きい、またはSEが大きいもの... 続きをみる