morの解析ブログ

解析疫学、リスクにまつわるメモや計算

「推定」のまわりをさぐる.教科書では「解析はMHにより行う、因子が多ければ重回帰を用いる」という風で詳しい例は少ない.独自(のつもり)な思いつきで具体に試行.
 数理を用いるべきアセスメントにも切り込む.

余興 非線形・カテゴリカル変数の操作

◆非線形性・名義
 モデリングにあたって、そのパラメータと発生(結果)の分布をみると、例えば、時間に関連したパラメータによって結果が非線形になっていることがある.
 gamによる方法もある.
 しかし、glmでは、とくにすべての因子の係数を瞬時に取り出せて操作が楽だ.
 このパラメータを操作して線形回帰に持ち込めれば、すっきりする.
◆パラメータの変換
 ・時間的パラメータ xi 
   例 xi = x/c  (0-cの区間)
         c'   (c〈)
    これは、半台形の形に変換することに相当.
  ・3値の因子(因子型)
  名義な、カテゴリカルな因子は、注目する因子の該当非該当に分ける.
  2値化する.つまり、注目する因子に該当するかどうかだけを見ることにして我慢する.
  でなければ、各因子ひとつづつ、該当する、しないを入れた因子を作り解析する.
これらによって、名義入り、非線形なデータが、単なる数値モデルになる.
◆モデル推定の留意
 推定値は、非線形なパラメータに対する推定値.
 なので、逆変換して生なデータとして解釈する要あり.

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