morの解析ブログ

解析疫学、リスクにまつわるメモや計算

「推定」のまわりをさぐる.教科書では「解析はMHにより行う、因子が多ければ重回帰を用いる」という風で詳しい例は少ない.独自(のつもり)な思いつきで具体に試行.
 数理を用いるべきアセスメントにも切り込む.

2023年11月のブログ記事

  • 蛇足 小さい抑制因子を調べる wとty分け

    ・s0 において発生率は、t の含まれる割合だけでは説明がつかない群 4があった. ・Rの記述練習がてら、すこし調べることにする. ■ ベクトルdf準備 name  [,1]  [,2]  [,3]  [,4]  [,5]  [,6]  [,7]  [,8]   [1,]  "y"  "wat" ... 続きをみる

  • おまけ Rで t0 もみる

     弱抑制を調べた際の記述を改変してt0を調べる ・データ限定:t0 に限る name  [,1]  [,2]  [,3]  [,4]  [,5]  [,6]  [,7]  [,8]   [1,]  "y"  "wat" "tya" "mesi" "tori"  "sake" "tam" "pote... 続きをみる

  • Rで調べる 他の因子は弱抑制性をもつか  plot + text

    ・弱い因子の抑制性を調べる ■ 仮説 t以外の、或る因子が曝露重複する程、発生率を抑えている. ・調べる方針  曝露する因子数をIDごとに和し、その数により分類し、発生率を調べる.  一様なBGから取り出されたとみなした、発生率の起こりやすさと比べる. ・計算  発生;yありなしと曝露重複度数が必... 続きをみる

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  • Rで BGを考える

     ・Rで生起因子、抑制因子に次いで、阻止因子までを調べる方法を試してきた.  ・sについての効果を調べている.tなしについて調べるのがBGを考えること.   ”各データ”の意味   予想    t なしを BGとして扱ったが、BG内で各因子は影響しあっている    t なしのIDは少数のため、ぶれ... 続きをみる

  • 率と比 RDを使う理由

    ・計算過程で a/(a+c) やb/(b+d)を使う.曝露区分群内でのriskdif RD ・a/cから一種の変換をして、a/(a+c)を代用指標と考える.周辺度数に0があると、リスク値データが欠落するのを避ける、 .         cが0だとa/cは無限大になるので扱えないが、a/(a+c)な... 続きをみる

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  • 第3の因子 tree   t-s 検討とt-w 検討

    ■ tの曝露下で検討した因子の性質  risk ;各データからは、全因子の性質がよくみえ、   sが抑制  m p が阻止   w が抑制    m;ほか他の因子が抑制の面も  と多くの可能性を指摘しうる. ■ 樹状図 tree  t-sについて と、t-wについてtreeで表せる.枝分れは因子の... 続きをみる

  • Rで 第3の因子をさがす・・おまけ;tとwに影響するもの

    ・t曝露に限定した因子の影響を調べる. ~第2弾   前記事の抑制因子sを副次的抑制因子w と置き換えて、記述を書き直し、調べる.  wは、曝露数が少ないのでID数にも注意を払う.  tとwのtable各度数に対する因子データを中心にみる. ■ 結果;iwd  まずrddをみる.         ... 続きをみる

  • Rで 第3の因子をさがす ・・tとs に影響するもの

    ・生起因子曝露群の中で、抑制因子1つとし、それ以外の因子を調べる.  粗table、MH指標を一斉に眺める方法はRでも試せた.実発生数率は、効果の大きな因子を探すのに有効だった.  目立たない因子は、BGとして無関連か、他の効果を持つかを調べる総当たり的方法を模索する.  まずID数の大きな t曝... 続きをみる

  • 事例解析の これまで

    ・因子の探索を中心に、これまでやってきたこと