morの解析ブログ

解析疫学、リスクにまつわるメモや計算

「推定」のまわりをさぐる.教科書では「解析はMHにより行う、因子が多ければ重回帰を用いる」という風で詳しい例は少ない.独自(のつもり)な思いつきで具体に試行.
 数理を用いるべきアセスメントにも切り込む.

2023年9月のブログ記事

  • Rで計算.ベクトル化度数から層化(2分反転データ版)

     リストデータを2分反転すると記述が簡単になるのだった.  これによって、層化する式は係数を乗じるような計算になる.  tableをベクトル化する記述      2番目の粗発生数を示すmを題材として・・ ■ table記述   sum( y1[4] )                sum( re... 続きをみる

  • R 記述を短くするデータ

     元データを加工して記述を簡単にしたい. ■ 元データ         ■ 【リストを2分、反転し2倍】 ・y1とy0に分ける.  139と119の 2群になる.  tableは、    m: [4] を例にすると、     sum(y1[4])             sum((1-y1[4])... 続きをみる

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  • plot 各データプロットに名前を付ける Rのメモ

    データにラベルを付ける  横軸 hibベクトル、縦軸bacrベクトル、データの名前;因子名 として、 >plot(hib,bacr) >text(x=hib-0.1,y=bacr,colnames(dr))  で、          。。。

  • Rで計算.ベクトル化度数から 2つのMHORの起こりやすさまで

    ・データから、度数を計算するとき、論理式が使えるとわかった. 因子 tとsで調べるとき、 ・層化周辺度数を固定すると、度数はBG発生数が取りうる範囲の変数による関数となる. ・ベクトルを変数とした関数はベクトルになる.これでRの記述がより簡単になる. ・度数・MHOR・オッズ・ORベクトルを作り、... 続きをみる

  •  論理式が使えるRの計算  例:観察値・固定度数

    ■ 論理式の「そのまま記述」  観察値;固定度数は、データから次により読みだして、決めることができる  sに曝露したとき、    s=1  とする場合、曝露していないものは、    1-s  としてカウントできる.論理式をそのまま式に入れて計算できる.  また、 s0  a0<-sum((1-dr... 続きをみる

  • メモ 層化によるORの性質 と dhyperの性質

    ■ OR比  t、s2因子を扱えば、t有無で2通り、s有無で2通りのtableができるが、各層内でのOR比は、                         sのOR        tのOR        t1層     t0層        s1層     s0層              O... 続きをみる

  • 繰り返し処理~短く & vec を dataframe化する

    ・度数の範囲で繰り返し処理して、ORベクトルを作り、書き出す ・関連情報dhyper の数値をくっつけてデータフレームを作る ■ 短い書き方      for(i in 0:7) { print(i*(22+i)/(7-i)/(16-i))}  ベクトル化して、保存するには・・      t0so... 続きをみる

  •  不連続な 2つの OR

     BGの頑強性基づいてMHORのCIを考えることはできた.そのなかで因子 t,sにかかわるtabletがいくつかできる.  t、s2因子を扱えば、      t1層、 t0層 それぞれに、sのOR       s1層、s0層 〃  に、 tのOR sのOR 2通りを対比してみる. ・記事「周辺度数... 続きをみる