morの解析ブログ

解析疫学、リスクにまつわるメモや計算

「推定」のまわりをさぐる.教科書では「解析はMHにより行う、因子が多ければ重回帰を用いる」という風で詳しい例は少ない.独自(のつもり)な思いつきで具体に試行.
 数理を用いるべきアセスメントにも切り込む.

2022年5月のブログ記事

  • 余興;推定関数

    ・推定関数によって推定結果の違いが表れるが、関数そのものはどう違うのか.  最小二乗と最尤推定を p-y図でみる.yは奥に向かって1、pは右に向かって1、高さが推定関数の大きさを示す.  最小値が描くラインはmlsは比例線pi = y1で「/」.NLLは 角ばった「S字」状の線.どちらも (0,0... 続きをみる

    nice! 2
  • 曝露パターンgを調べる・・その2

     重複した因子を曝露パターンでまとめると、そのgは独立し、元の因子の関係;生起、抑制、交互作用が俯瞰できた.gを推定して何がみえるか.   (g)lm、optim、線形回帰とlogistic回帰により最小二乗 mls Σ(p-y)^2と 最尤推定 NLL  -Σ (yln(p)+(1-y)ln(1... 続きをみる

  • 曝露パターンでみえるもの ;表訂正

    ・主な曝露因子が重複し、推定に不都合があるとき、交互作用項を試す.重複する因子を扱う、他の方法を考えてみた.曝露パターンでまとめれば、gどうしは独立となる.それらのgの係数を調べる. ・観光船データのIDごとに曝露パターンで分類する.このgについてlmにより推定する.係数から何がみえるか.    ... 続きをみる

  • beetle例題 function~optim

    ・function&optimで多変量を扱い、柔軟に関数を設定、他と同等の推定を得る.  function中の予測子で、切片、一部係数を固定できる. ・beetle例題を観光船事例にあわせて改変してみた.  parameterを多変量に、また、式を変形   NLL;lnした二項分布の式を変形   ... 続きをみる