morの解析ブログ

解析疫学、リスクにまつわるメモや計算

「推定」のまわりをさぐる.教科書では「解析はMHにより行う、因子が多ければ重回帰を用いる」という風で詳しい例は少ない.独自(のつもり)な思いつきで具体に試行.
 数理を用いるべきアセスメントにも切り込む.

2023年1月のブログ記事

  • 余興・・gをまとめて率積式を組む ~冪因果関係論理式

     小Nが煩わしいから、gを一気にまとめてみる. ■ 積式  いままでの層化的な方法から分かった因子の効果から、積式を逆算してみる. ・単一の因子効果の値に対して、曝露を冪で効かす(2面性は扱わない) ・冪を使えば、加算は「または」、乗算は「かつ」を表せる. [gの集約]   t0のgは、小Nであり... 続きをみる

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  • BGと生起因子の関わり具合

     tとt以外の因子との関係はいろいろあるが、t曝露とt以外の曝露は独立であると仮定して調べてみる. ■ 主な生起因子である、tとBG  観察したmspなどの発生数他と全体の発生数をみると、        事例全体  BG(t0)     N   256    48    発生数      142 ... 続きをみる

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  • BGを考える 2. もし小Ngがまともなら

     t0の発生をBGと呼んでいる.すこし詳しくみてみる. ■ BGを少し詳しく計算 ・t0のgで、率をどう考えるか.因子の得られた率からみる.             pは、詳しく調べていないので記載なし      観察したg;t0の率比と対比する.               観察値による、計算値... 続きをみる

  • 少し精密に計算した因子効果

     微加減;ノイズ調整と差表で現実的な問題を回避して、抑制性が知れた.  因子の効果をより、詳しく調べる.他の阻止性を疑う因子を調べる.        * 因子の特徴 (この記事の計算結果を含む)      t :生起性      s :抑制 2面性      p :阻止      茶 :ー    ... 続きをみる

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  • ・・余興 確率が0や1では困るときの式

    ・0か1になるとき、それを避ける.             δ : 適当な小数                r:gの平均発生率 y/n

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  • 小数gの率問題、BG補正から 抑制性算出

    ■ N=3のgでは、Y1からID1個が振れるだけで率33%が動く.少数例で率が振れるのは困る.対処法を考える.  まず、曝露状況の違うgが示す率は、どうなっているか.扱うデータでは、Nが小さいgで、率が1か0に分かれている.          この値はそのまま解釈していいのか.小数例であるがために... 続きをみる

  • ましかもしれない率差

     新たな率差を考えてみた.が、あまり効果がはっきりせず、つまり前記事の単純な計算でいいだろうということ. ましかもしれない率差 ・gの示す発生率差は、適当なgと差をとれば、因子の特徴をみることができるのだった.    率差; y1/N1-y2/N2                     * サブ... 続きをみる