顔左側を撮影
2016年5月のブログ記事
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campy検出と指標細菌()が”関連性を示さない”こと_RA11
■ ブツからcampyの検出を試みた際、同時に指標細菌との検出状況と比較することがある.これはすでに公表された、研究(制御研究)201426009Aほかファイルによる. 「カンピロバクター検出の有無と一般細菌数や腸内細菌科菌群数等の指標菌数は統計学的関連性を示さない状況」を嘆いているが、その理由... 続きをみる
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EFSA;BIOHAZは、campy 対策のために基準*の菌数を設けている.1000または500cfu/g皮膚を区切りとし、達成したときのヒトのリスクがどの程度減るかを計算して発表している. ○ 日本のリスクプロファイルではEFSA, 2014を引用して、「2014年2月~8月に英国の市販鶏肉(... 続きをみる
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相互汚染の危険は生起確率にcampy菌数分布を乗じ小となる_5
■ 前記事で、保菌鶏(陽性鶏群とも呼ぶ)群の次に処理される陰性鶏群肉の汚染は、菌数において保菌鶏群肉より低めになることをみた. ■ 陰性鶏が処理過程で汚染される”相互汚染”という事態は、本当に重要な問題かを考えている. 確率で調べてみる.すると、陽性鶏群の割合(陰性鶏群の割合)との兼ね合いが、相... 続きをみる
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■ 相互汚染 国内の評価書では、ブツを処理から販売、家庭で扱う上で課題として挙げられている.ここでは陰性鶏が処理過程で汚染されることが、摂食されて起こる危険を考えるとき本当に中心的な問題かという視点で調べる. 当ブログでは陽性率によるシミュレーションではなく、FAOのRAなどをにらみながら国内... 続きをみる
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陽性率の菌数による分布 poissonとgaussian_3 改、加、改
■ 記事_1,_2では、陽性率と危険な検体の割合が比例的でなく、リスクを考える上では陽性率を額面通りに扱えないことを観察した. ■ 一連のRA記事では、 ○ 喫食量一定とすれば菌の濃度がリスクを決める. ○ 1回曝露・喫食直前の市販品ベースで考える. ○ リスクのある菌数濃度周辺では、累積度数の勾... 続きをみる
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■ 前記事では、ヒトの発症菌量を固定すると、ブツの重量と濃度に簡単な関係が設定でき、これを起点として、同一データから陽性率とリスクの程度が比例関係にないことが導かれる例を1つ示した.国内RAの定量データから菌数による分布を作成して試算した. ■ リスク ある菌数を区切り、危険な検体とするうえで検... 続きをみる