morの解析ブログ

解析疫学、リスクにまつわるメモや計算

「推定」のまわりをさぐる.教科書では「解析はMHにより行う、因子が多ければ重回帰を用いる」という風で詳しい例は少ない.独自(のつもり)な思いつきで具体に試行.
 数理を用いるべきアセスメントにも切り込む.

2023年8月のブログ記事

  • 周辺度数固定下の 別table;t0による sの table

    ■ 要約  MHORのCIを求めたくてdhyperと関連付けてみたのだった.  別tableができるのだが、sについてのORをみると起こりやすさは同じ結果が現れる. ■ 条件と場合  「 tによる2×2tableの度数は一定.    sで層化したときの周辺度数を固定  → 度数はやや自由    b... 続きをみる

  • MHOR の CI を 周辺度数固定して 調べる~dhyper

     MHORのCIをdhyperを使って調べる.  層化により、周辺度数を固定し、BGの頑健性に依拠した推定. ■ MHORの対応;「b対応」  記事「dhyper 層化してBGを調べる」「周辺度数固定条件下での指標とdhyper の対応」 では、b1が決まるとMHOR、dhyper;起こりやすさが... 続きをみる

  • 周辺度数固定下で 指標と dhyper の対応 ・・焼き直し

    --ほぼ、記事「dhyper 層化してBGを調べる」の焼き直し である--  周辺度数固定、BGの頑強性に依拠し、超幾何分布を使った推定に備える. ・BGの扱いについてまとめておく. ・超幾何分布を使ってみようとすると、層化したtableの周辺度数が必要となる.  条件下で調べると、指標;MHOR... 続きをみる

  • メモ MHOR ~R関数(Fisher、MH)・手計算;点推定

    ・Rで必要になるデータの整理、手計算MHORをメモする.  Fisherの正確確率               ← ORのみ ;記述訂正  MH関数・正確確率付き             ←   MHOR   ;記述訂正 ■ データの処理  空白行を探知し、削除する.    例  c6 <-com... 続きをみる

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  • plot 3次元データを 座標平面で

    ・ 3次元データ描画はぱっとしないので、**の一つ覚え plotでやる. ■ plot ・x軸とy軸をそれぞれ手持ちdataで指定する            plot ( ob1,ob0 ・・       x、y座標上の位置として       ・cex plotの大きさをデータに比例させる    ... 続きをみる

  • dhyper 層化してBGを調べる

    ・前記事で、sありなしで層化し、従来指標で発生を調べた.  主たる生起因子 t に曝露しない層;BGを扱うとき、dhyperの使い道を探る. ■ 自由な数     ある因子でxtabを作る.                  s有無で層化                        全  体  ... 続きをみる

  • qhyperで層化による発生数の偏りをみる

    ■ Rの操作練習がてら・・qhyper ・曝露により発生をみる確率を計算してきた. ・層化して各層の発生数;計 をみる.生起因子の効果というより、発生数の取りがちな値を調べてみる. ・sありなしでの発生と従来指標 ■ 「全体」は、起こってしまった結果であってsによる層化で N M kが即、固定され... 続きをみる