morの解析ブログ

解析疫学、リスクにまつわるメモや計算

「推定」のまわりをさぐる.教科書では「解析はMHにより行う、因子が多ければ重回帰を用いる」という風で詳しい例は少ない.独自(のつもり)な思いつきで具体に試行.
 数理を用いるべきアセスメントにも切り込む.

2023年10月のブログ記事

  • Rで egを調べる~ 率

    ・曝露g ; eg をRで作れたので、他の因子を調べる. ■ 生起因子t、抑制因子sが、決まった後、粗な観察で効果が際立っていないとしても捨てきれない因子2つを加えて、4つとしたデータをもとに考える.  4因子;最大 2の4乗通り を考えることになる.            tの効果は奇数行のgを... 続きをみる

  • Rで 曝露グループ egを作る記述

    ・曝露gをRで扱う試行  曝露gの特徴は、IDの重複なしに分類して因子効果をみること. ■ dfの名前 、作り方 eg : 曝露グループ;単純に結合 ・具体 列番号 1 2 3 4 5 6 7 8   列名  "y" "wat" "tya" "mesi" "tori" "sake" "tam" "... 続きをみる

  • Rで計算 総当たりMHORと cOR比

    ・因子の効果を概観したい、疑わしい因子の効果を確認したくて、表計算で総当たり調整値をみた.そのR版. ・繰り返しを入れ子にした記述でMH指標を計算. ・層化は一階;一回. ・粗指標と比較するMHOR/cORを試す. ■ 総当たりMHOR MH<-NULL mh<-NULL mh2<-NULL fo... 続きをみる

  • Rの記述3. 層化度数の起こりやすさ

    ・層化し、とりうる度数ベクトルに対応する起こりやすさとの対応を記述  生起t、抑制sが挙げられた後、続く処理の記述  vstyとvstnのdfは、層化し、とりうる範囲の度数ベクトルからなる.  i、0:7は、tに対するBGの幅.0から7まで動かすと度数、起こりやすさはそれにつれて決まる.  次の表... 続きをみる

    nice! 1
  • Rの記述2. 層化;とりうる度数ベクトル

    ・疑わしい因子について層化し、度数を求める記述 ・生起以外の発生をBGとし、周辺度数固定し、とりうる幅の度数を求める記述 ・起こりやすさを調べる準備 ・MHORの値は、この段階の数値が必要 --------------- ・層化度数 ;生起 t、抑制 s  xでyを層化し、tableを出す    ... 続きをみる

  • Rの記述1. データから粗な度数

    ・リスト dr :マスターテーブルともいう  ・2分反転データ :簡単な表記のため  y1 y0 re1 re0 の4つを作る.  作り方:   1) リスト2分    行を抽出  y1 と y0 に リスト をわける    リストの列 yが 1に一致する ものを y1とするよう指定      y... 続きをみる

  • Rの記述 シリーズ  ~実用備忘

    ・実用的な備忘として 記述を残すシリーズ

  • Rで計算 実発生数も並べる

    ・2×2表に 粗な指標を付け加える  実質発生数は、粗表から対象の因子単独で説明できる発生数    ( a - b / (b+d) * k ) / (a+b)   の分母のみとなる.みかけの発生からBGとみなした相当分を引いた残り、実発生数. zhas <-NULL #  粗なtableから読み出... 続きをみる

  • Rで計算 cORを並べてみたい

    ・xtableを作ったのに加えて、cORをそろえて表示する cor<-NULL for( i in 1:8)   {    cor<-cbind(cor ,round(intetab[i,1]*intetab[i,4]/intetab[i,2]/intetab[i,3],digits=2) ,""... 続きをみる

  • Rで計算 2×2表でみたい... 配置するだけの作り方

    2×2表を並べ替えて作る.  1行目はab、2行目はcdのように並べる.  intetab ;因子ごとの発生数dfから作る. ------------------ ad<-NULL ab<-NULL  for (i in 1:8) { ad<-cbind( intetab[i,1],intetab... 続きをみる

  • 生起因子らしくもない? 感染症など外の要因

    ・生起因子らしさは、粗な発生数の多さ;事例全体に対し・・.  それ以外:非曝露群における発生は小さいことに加え、低率でなければならないということだった. ・解析に使用する手元データに、発生の多くを説明しうる生起因子がないとき、外部menuや、感染症による別事例の可能性が強まる.  持ち合わせた因子... 続きをみる

  • 抑制因子らしいか. 層化実発生数率、b対応で起こりやすさ

    ・生起らしいのと抑制らしいのを検討して、生起、抑制ときめることとする. ・cORや実発生数率は、生起因子の候補を絞る. ・候補因子との層化で、らしさから数的な裏付けをもつ因子とする方法の1つ. ・生起因子に対する抑制因子の効果も計算する. ■ 層化での実発生数率  抑制因子:生起因子曝露に対してそ... 続きをみる

  • 生起因子らしいか.実発生数率 を計算 cORと比べる;crude

    ・データによっては、生起因子を逸し、疑わしい因子を扱うこともありうる. ・生起因子らしさとは、事例の大部分の発生を説明できる因子であることも1つ.  曝露が重複してみかけ上発生が多いものは生起因子でない、としてよい.  そのようなものを数的に示したい.多いとする数値は、なくとも比較はできる.  有... 続きをみる

  • Rで計算. ”数字”になった df を数値に直す

     xtabsは、度数ごとの因子dfだが、いつのまにか数字のdfになっていて、読み出し計算できない.  まとめて数値dfにする.  計算例: cを省いた新ORを計算   ad/b     intetab <- data.frame(lapply(xtabs,as.integer)) ♯■ xtabs... 続きをみる

  • Rで計算 2×2表でみたい 関数定義;tbt ( )から配置

    ・2×2表をながめたいのは、刷り込みかもしれないが、関数を組んで、全因子の2×2表を作る.  abcdデータは、得られているので、並べ方の工夫をする. ・個々因子を指定するとき   tbt<-function(x){    return( c(sum(y1[x]), sum(re1[x]),sum... 続きをみる

  •  オッズからの見方 4.BG発生範囲の層化 起こりやすさ

     生起因子が分かったのち、BGとした、bの値は、とりうる範囲が限られる.その範囲で、発生オッズをみる.                               b1による発生オッズ                    横軸 1:8は t0s1のb1=0:7                  ... 続きをみる

  •  オッズからの見方 3.オッズプロットで層化をみる

    ・オッズプロットのおもしろさは、  ORが、原点から延ばした線の傾きである;再. ・層化に広げてみる. ■ 層化したオッズブロット   t を sによる層化でみる    i 7番目 t    j 6番目 s     tの sありなしで    sなし a0/c0 2.06  b/d  0.16   ... 続きをみる

  •  オッズからの見方 2. オッズベクトルとplot

    ■ 非曝露オッズ b/d  非曝露オッズの記述は、                                    wat; 2 を例   hib  [1] 0.0000000 1.2307692 1.2571429 0.5714286 0.7291667       [6] 0.95348... 続きをみる

  •  オッズからの見方 1 オッズをながめる記述

    オッズのまま眺める  記述: # hib 繰り返し   比を 各因子 分計算   hib<-NULL   for(j in 1:8) {        hib<-c ( hib, sum( dr[1]*(1-dr[j] ) ) / sum( (1-dr[1]) * (1-dr[j])  ) ) }... 続きをみる