morの解析ブログ

解析疫学、リスクにまつわるメモや計算

「推定」のまわりをさぐる.教科書では「解析はMHにより行う、因子が多ければ重回帰を用いる」という風で詳しい例は少ない.独自(のつもり)な思いつきで具体に試行.
 数理を用いるべきアセスメントにも切り込む.

ヒアリ~メキシコ豚Fluの轍

・ ヒアリが咬むことで、体内に、或るもの:アルカ口イド系:が入り込むことにより、ショック等を起こす恐れがあり、問題となっている.
・ ヒアリが全くいない、あるいはすべて駆除することが保証できない場合、ヒトはエピペンを持ち歩き、いつでも打てるようにするしかないのではないか.
・ ヒアリの危険を避けるには、接触しないことが一番なのだろうが、メキシコ豚Fluの例にするまでもなく、食い止めるのは大事、しかしすでにそこにいることを否定せず、それが起こった時の対処を今とっておくことが大事だ.「必ず侵入は食い止められる」という幻想が壊れるのを幾度もみてきた.今に「万全の防御」という麗句を言うひともでるはずだ.いまは、目先の安心が欲しくても、危険への冷静な対処が必要だ.
・ 拡散してしまうまで、時間が稼げれば、その間にとれる対処も自由度が上がる.
・ 調査をかなり多角的に広げなければ、実情はつかめない.すでに相当拡散しているとの仮定の下で調べる.
・ 対処は、疑わしい範囲を調査範囲より大げさなほど広く、徹底的、執拗にすることだろう.
* エピペンは、食品アレルギーの可能性がある場合に、不幸な結果にならないよう備えるべき手段.アレルギー症状は急速に進み、速やかに、命にかかわる例があり、加療までのいとまがないため、学校に備え、”迷ったら打て”と推奨されるもの.蜂さされへの補助治療としての作用があり、積極的に認めるべき.

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