morの解析ブログ

解析疫学、リスクにまつわるメモや計算

「推定」のまわりをさぐる.教科書では「解析はMHにより行う、因子が多ければ重回帰を用いる」という風で詳しい例は少ない.独自(のつもり)な思いつきで具体に試行.
 数理を用いるべきアセスメントにも切り込む.

超幾何分布 和・積で交換則

 2×2表で、曝露x;あり発生;yありを a、曝露x;なし発生;yありをb、 曝露x;あり発生;yなしをc、 曝露x;なし発生;yなしをdとした.
   超幾何分布;確率密度 hgを 1) のように表現するなら、2×2表で、aがx、a+cがn、a+bがMに対応する.
 1) をabcd、Nで表現すると組合せ C の定義から 2) になる.

          

                  1)

                            2) 

     
 (2) の表現では、ab交換かつc,d交換したとき、hgは、不変に保たれる.また、ac交換かつbd交換したときも保たれる.つまり、表の上下または左右ひっくり返しに対して 2)は不変となっている.

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