危険度差RD
2×2表において 曝露発症a、非曝露発症b、曝露非発症c、非曝露非発症dとおくとき
RD=a/(a+b) - c/(c+d)
とする.
事例の生起因子により、層化して他の因子についてRDを調べる.
生起因子あり群の因子RDとなし群の因子RDは、
層化 因子2のRD 因子3のRD
生起因子群 (ー) (+)
なし群 (ー) (+)
となったとする.
このとき、因子2は生起因子との曝露の有無にかからわず、リスクを減らす方向であるから、それ自身がリスクを減らす性質があり、さらに 生起因子以外にリスク因子があることを示唆している.
因子3ほか、生起因子とは別のリスク因子がみつかっている.(MH)
(事例:観光船事例 )